実はもったいない&危険な夏のスタッドレスタイヤでの走行！

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スタッドレスタイヤは凍結した路面や雪道を安全に走行するために必要な装備です。
このスタッドレスタイヤを夏場そのまま使用してしまうと、燃費の悪化やグリップ力の低下などの大きなデメリットが発生します。
今回は、夏場のスタッドレスタイヤの使用に関するお話です。

スタッドレスタイヤは夏場に弱い！

スタッドレスタイヤは凍結した路面や雪道でのスリップなどを防止するために、深い溝と柔らかい素材によってつくられています。
この深い溝と柔らかい素材が、夏場の乾いたアスファルトの路面に対しては相性があまり良くなく、滑りやすくなってしまいます。
また、深い溝で出来ているタイヤのため、タイヤのよじれが夏タイヤよりも大きく、ハンドルを切った時の反応が鈍くなってしまいます。

スタッドレスタイヤは夏場に使うと損！？

夏用のタイヤと比較するとスタッドレスタイヤは約１０％燃費性能が落ちるというデータもあり、燃費の悪化にもつながります。
また、スタッドレスタイヤは冬の冷たい路面や気温の中で性能が発揮できるように作られています。
そのため、炎天下の路面で使用するとタイヤの摩耗が激しくなり、タイヤが削られやすくなってしまいます。
夏場のスタッドレスタイヤの使用は、燃費の悪化とタイヤが減りやすくなり、おサイフにも優しくありません。

スタッドレスタイヤは、夏タイヤよりも価格が高いタイヤです。
せっかく安心のために高価なタイヤを購入されているのですから、温かくなったら夏用のタイヤに交換して、次のシーズンも安心して使用できるように管理しましょう。

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