【車検整備】ブレーキオイルって大事そうだけど、なぜ交換しないといけないの？

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定期的に交換しなければいけないオイルのひとつにブレーキオイルがあります。
「ブレーキのオイルって聞くと大切そうだから交換してるけど、本当に交換しないといけないの？」
と思っている方もいらっしゃると思います。
今回は、車検整備の時に交換する機会の多いブレーキオイルについてのお話です。

ブレーキオイルは車を動かしていなくても交換が必要

ブレーキオイルは、沸騰する温度がとても高い成分で出来ています。
ブレーキは、車を停める時に摩擦熱が発生して高温になるため、沸騰してブレーキが効かなくなることを防ぐためです。

しかし、このブレーキオイルの弱点が吸湿性です。
吸湿性とは、水分を吸収しやすい性質の事で、空気中の湿気を取り込んでしまいます。
水分を取り込むことでブレーキオイルの沸点が下がり、劣化が進みます。

つまり、ブレーキオイルは空気と触れ合っているだけで徐々に性能が落ちてしまうのです。

ブレーキオイルが劣化するとどうなるの？

ブレーキオイルが劣化すると、ブレーキを踏んだ時の間隔がフワフワしたり、踏み心地が安定しないなどの症状が現れます。
踏みごたえが弱くなるという事は、ブレーキの効きも弱くなってしまうため、車が「止まる」という大切な操作に不安が生じるため、車検ごとのブレーキオイルの交換が目安としてオススメになります。

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