オーバーヒートしてしまった時の対処法！万が一のためにぜひ知っておいてください!!

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オーバーヒートは夏場に起きやすいトラブルのひとつです。
今回は、もしオーバーヒートが起きてしまった時にどう対処するべきかご説明します。

オーバーヒートに気付いたら

水温系の赤い警告灯が点灯するなどしてオーバーヒートに気付いたら、まず安全な場所に車を停めてエンジンを切ってください。
エンジンをかけたままにするとオーバーヒートによる2次災害の可能性も出ますので、できるだけ早めにエンジンを切るようにしてください。

オーバーヒートを起こしたエンジンルームは高温になっており、非常に危険です。
できればレッカーサービスなどを呼び、車を修理工場に搬送してもらうようにしましょう。
以前のブログにも書きましたが、ほとんどの自動車の任意保険には無料で使えるレッカーサービスやロードサービスが付いていますので有効活用しましょう。

→知らなきゃ損!?自動車保険に入っていれば無料で使えるロードサービスについてのお話←

自分で対処しなければいけない場合

どうしても自分で対処しなければいけない場合は、まずエンジンをよく冷やしてください。
ボンネット内はとても高温になっているので火傷には十分に気を付けて開けてください。
水道水などがふんだんに使える状態などであれば、ラジエーター付近に直接水をかければ素早く冷却できます。

まず、エンジンルームの見える範囲でホースが裂けている所がないか見てください。
ホースが裂けている場合は、水を足しても意味がないため「十分にエンジンを冷やしてから車を動かす→オーバーヒートの兆候を感じたらすぐに停車してエンジンを冷やす」という事を繰り返して移動するしかありません。

裂けていなる箇所が見当たらない場合は、リザーブタンクの水の量をチェックしましょう。

この写真のFULL　LOWと書かれている容器がエンジンの冷却水のリザーブタンクです。
オーバーヒートの場合こちらのタンクが空っぽになっている事がほとんどです。
このタンクに水道水やミネラルウォーターで構わないので、手元に用意できる水を入れてください。
リザーブタンクだけではなくエンジン内部の冷却水も減っている可能性があるため、応急処置のこういった場合はFULLよりも多く入れても構いません。
また、写真手前に見える「警告　熱い時あけないこと。」と書かれている部分はラジエーターキャップと呼ばれる部品でとても危険です。
オーバーヒートを起こした場合は、高温の蒸気が噴き出す恐れがありますので、ラジエーターのホースを触るなどして、十分に内部が冷えた事を確認してから開けるようにしてください。
色や形状は違いますが、国産車のラジエーターキャップにはこうした注意書きが明記されていますので、ラジエーターキャップを開ける際は十分に気を付けてください。
重要な事なので再三お伝えしますが、この部分は特に大やけどになる危険性の高い箇所です。
十分に冷えた事が確認できてから開けてください。
ラジエーターキャップ空けたら水を溢れるまで注いで、しっかりとふたを閉めてください。
以上の事が完了したら、水温系や警告灯に気を付けながら修理工場にすぐに持っていくようにしてください。

オーバーヒートの緊急の対処法をご紹介しましたが、こちらはあくまでも緊急時の応急処置程度の事です。
危険を供なう上に最終的にはオーバーヒートの原因をしっかりプロに点検してもらい根本的な修理を行う必要がありますので、オーバーヒートになってしまった場合はできるだけレッカーサービスやロードサービスを利用して修理工場に任せるようにすることがお客様にとっては安全で結果的に一番早くお車が直る事に繋がります。
トータルカーサービスでは、保険会社のロードサービスに対応しているので、万が一のトラブルの際はお電話いただければお車の引き取りにお伺いいたします！

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